訪問看護ステーションとしての使命

こんにちは。

　私たちは、岐阜市で訪問看護ステーションGifuToSmile（ギフトスマイル）を運営しています。

　現在、私たちのステーションでは看護師や理学療法士、作業療法士の皆さんが活躍しています。

　皆さんは2025年問題をご存じでしょうか？

　2025年には、国民に４人に１人が７５歳以上になり、医療保険や介護保険などの社会保障費の増大が懸念される問題です。

　こうした社会では病院や施設に入院・入所できない高齢者が増え、自宅での療養を余儀なくされることが問題となると言われていました。

　実際、私たちのステーションでも病院が満床だから自宅に戻らされた方もいらっしゃいます。

　このブログを書いている現在が2024年10月1日ですので、2025年はあと３か月です。まだまだ大きく取り上げられていませんが、医療や介護、社会保障費の他にも、人口や労働力（求人）、空き家等さまざまな問題が沸々と湧き上がっています。ちなみに現在は2040年問題が懸念されています。こちらについては、次の機会にお話しさせて頂きますね(^_^)

　今の社会情勢の中で、私たち訪問看護ステーションに何が出来るかを深く考えさせられます。

　先ほど、記載した様に自宅で療養せざるを得ない方もいらっしゃいますし、住み慣れた自宅で最期を迎えたいという方もいらっしゃいます。

　一方で、高齢者の一人暮らし世帯も増えている中、自宅で療養することができないという問題も出ているのです。

　私たちは利用者様に「生きるチカラと笑顔をつくる」ことを理念として、関わらせて頂いています。利用者様とご家族との信頼関係を築き、その方が生きがいを持って暮らしていけることをお手伝いしています。

　高齢者の一人暮らしだとしても、可能な限りご自宅で暮らせ、または上手くサービスを活用して自宅で最期を迎える希望も叶えていきたいと思います。

　私たちにも出来ることは限られています。だからこそ、人と人とのつながりの中で利用者様が残りの人生を、または人生の最期を、その方らしく歩んでいける。

　私たちは、ご本人の願いに寄り添った看護やリハビリをご提供していくことが使命であると考えています。