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”なんとなく元気がない”は危険サイン?高齢者の体調変化

gifutosmile
11 分前
読了時間: 6分
“なんとなく元気がない”は危険サイン?|高齢者の体調変化

「熱はないんだけど、なんとなく元気がないんです」

訪問看護をしていると、ご家族からこんな相談を受けることがあります。

いつもなら自分から話すのに、今日は静か。

朝ごはんを少し残した。

昼になっても横になっている。

いつもより歩くのが遅い。

一つひとつを見ると、

「歳だからかな」

「今日は疲れているだけかな」

と思ってしまいそうな変化です。

でも、高齢の方の場合、この**「なんとなくいつもと違う」**が体調変化の最初のサインになることがあります。

高齢者は症状がはっきり出ないことがあります

若い人なら、

熱が出る。

痛みがある。

咳がひどくなる。

と、比較的分かりやすく症状が出ることがあります。

一方、高齢になると体調を崩していても、症状がはっきりしないことがあります。

例えば、

「食欲がない」

「だるそう」

「急に動かなくなった」

といった変化だけの場合もあります。

国立長寿医療研究センターでも、高齢者では自覚症状が乏しく、食欲低下や体重減少などの背景にさまざまな病気が隠れている可能性があるとされています。

だからこそ大切なのは、

病名を当てることより、普段との違いに気づくこと。

だと思います。

こんな変化は見逃さないで

私たちが訪問した時に見るのは、体温や血圧だけではありません。

例えば、

昨日より食事量が減っていないか。

水分は飲めているか。

トイレの回数はいつも通りか。

歩き方が変わっていないか。

会話の様子はどうか。

いつもより眠っている時間が長くないか。

こうしたことも確認します。

ご家族だからこそ分かる変化もたくさんあります。

「いつも朝は新聞を読むのに、今日は読んでいない」

「毎日自分でお茶を入れるのに、今日はずっと座っている」

こういう情報は、実はとても大切です。

「食べない」も大事なサイン

特に注意したいのが、食欲の変化です。

高齢の方は体調を崩した時、

「痛い」

「苦しい」

より先に、

「食べたくない」

という形で変化が出ることがあります。

食欲低下が続けば、栄養不足や筋力低下にもつながります。

さらに身体を動かす量が減り、

また食欲が落ちる。

そんな悪循環になることもあります。

「今日は食べたくないみたいだから仕方ない」

で終わらせず、

昨日はどうだったか。

水分は飲めているか。

熱や咳、便秘、吐き気はないか。

少し広く見てみることが大切です。

急に「ぼんやりする」時も注意

昨日まで普通に話していたのに、

急に話がかみ合わない。

昼なのに夜だと思っている。

ぼんやりして反応が悪い。

急に落ち着かなくなった。

こうした変化が出ることもあります。

高齢者では、感染症や脱水、薬の影響などをきっかけに、意識や行動が急に変わることがあります。

「認知症が急に進んだのかな」

と思ってしまうこともありますが、

急な変化の場合は、身体の不調が隠れていないか確認することが大切です。

歩き方の変化にもヒントがあります

ギフトスマイルには看護師だけでなく、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士もいます。

そのため、

「今日はいつもより歩くのが遅い」

「立ち上がる時にふらついた」

といった変化も大切にしています。

例えば理学療法士が訪問した時に、

「いつもできる運動が今日は全然できない」

と気づくことがあります。

単純に筋力が落ちたのではなく、

体調不良が始まっている場合もあります。

反対に看護師が、

「最近、歩く時にふらつきが増えた」

と感じれば、理学療法士や作業療法士に相談することもあります。

食事中のむせや声の変化があれば、言語聴覚士へ。

一つの職種だけでは気づけない変化を、チームで見る。

これも訪問看護の大切な役割です。

「様子を見すぎない」ことも大切

もちろん、

「今日は少し疲れているだけ」

ということもあります。

何でも病気だと考える必要はありません。

ただ、

いつもと明らかに違う。

変化が続いている。

日に日に悪くなっている。

そんな時は、

「もう少し様子を見よう」

を繰り返さないことも大切です。

特に、

息苦しい。

意識がおかしい、呼びかけへの反応が悪い。

急に動けなくなった。

水分がほとんどとれない。

といった場合は、早めの医療相談が必要です。

緊急性が高いと感じる場合は、ためらわず119番へ。

判断に迷う場合は、地域で利用できる救急相談窓口などを活用してください。

ご家族の「なんか変」は、とても大切

医療者は、利用者さんの生活を24時間見ているわけではありません。

だからこそ、

普段の姿を知っているご家族の、

「なんか今日、いつもと違うんです」

という言葉を大切にしています。

うまく説明できなくても大丈夫です。

「いつから」

「何が」

「普段とどう違うのか」

を教えてもらえると、状態を考える大きな手がかりになります。

訪問看護では、病気だけを見るのではなく、

食事。

睡眠。

排泄。

歩行。

会話。

ご家族の様子。

そうした普段の生活を見ながら、小さな変化を拾っていきます。

岐阜市で、暮らしを支える訪問看護を

ギフトスマイルは、岐阜市で訪問看護・在宅リハビリを行っています。

看護師だけでなく、

理学療法士(PT)作業療法士(OT)言語聴覚士(ST)

が連携しながら、一人ひとりの暮らしを支えています。

「熱があるかどうか」だけではなく、

いつもの生活と比べてどうなのか。

身体だけではなく、その人全体を見る。

それが、私たちが大切にしている在宅医療です。

一緒に地域を支える仲間も募集しています

そして現在、ギフトスマイルでは、一緒に働く仲間との出会いも大切にしています。

岐阜市で訪問看護の求人を探している看護師さん。

病院とは違い、利用者さんの生活まで見られる仕事をしたい理学療法士さん。

生活そのものを支えるリハビリに興味がある作業療法士さん。

食べることや話すことを、ご自宅で支えたい言語聴覚士さん。

訪問看護・訪問リハビリの経験がなくても、最初から一人ですべてできる必要はありません。

同行訪問をしながら少しずつ経験を重ね、迷った時にはチームで相談する。

「一人訪問でも、一人じゃない。」

そんな環境を大切にしています。

利用者さんの、

「なんとなくいつもと違う」

に気づけること。

そして、その小さな気づきをチームにつなげられること。

それも、訪問看護・訪問リハビリで働く大きな意味だと思います。

これからもギフトスマイルは、

「生きるチカラと笑顔をつくる」

という想いを大切に、

岐阜市で暮らす皆さまの毎日を支えていきます。


 
 
 

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