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高熱がなくても注意!高齢者のインフルエンザのサイン 

gifutosmile
10月7日
読了時間: 4分

「熱は37度くらいだから、大丈夫かな」

冬の訪問先では、こんな会話をすることがあります。

インフルエンザというと、

突然38度を超える高熱が出て、身体の節々が痛くなる。

そんなイメージがありますよね。

確かに、インフルエンザでは高熱や頭痛、関節痛、強いだるさなどが代表的な症状です。

でも、高齢の方の場合は少し注意が必要です。

インフルエンザに感染していても、高い熱が出ないことがあります。

実際、高齢者では若い人に比べて発熱や全身症状が目立ちにくいことが報告されています。

だから、

「熱がないからインフルエンザではない」

とは言い切れません。

「いつもと違う」が最初のサインになることも

例えば、

朝になってもなかなか起きてこない。

いつも食べる朝ごはんを残した。

なんとなく元気がない。

急に動く量が減った。

会話が少ない。

ぼんやりしている。

こんな変化です。

一つだけなら、

「昨日ちょっと疲れたのかな」

と思うかもしれません。

でも、こうした普段との違いに加えて、

咳が出ている。

鼻水が出る。

身体がだるそう。

食欲が落ちている。

いつもより体温が高い。

といった変化が重なっていたら、感染症も考えてみる必要があります。

高齢者では、食欲低下や意識・行動の変化など、典型的ではない症状からインフルエンザが見つかることもあります。

大事なのは「何度あるか」だけではありません

体温を測ることはもちろん大切です。

でも、

数字だけを見るのではなく、その人の普段と比べること。

これがとても大事です。

普段36度前後の方が37度台になっている。

いつも自分でトイレに行く方が、今日は立ち上がろうとしない。

毎朝コーヒーを飲む方が、「いらない」と言う。

毎日話しかけてくれる方が、今日はほとんど話さない。

訪問看護では、こういう小さな変化を大切にしています。

血圧や体温だけ測って終わりではなく、

「昨日と比べてどうかな?」

「いつもの○○さんと違うところはないかな?」

と見ることが、体調変化の早期発見につながります。

高齢者は重症化にも注意

高齢の方は、インフルエンザをきっかけに肺炎などを起こし、重症化することがあります。

厚生労働省も、高齢者や免疫力が低下している方では肺炎などを伴い、重症になることがあるとしています。

特に、

息苦しそう。

呼びかけへの反応がおかしい。

水分がほとんどとれない。

ぐったりして動けない。

症状が急に悪くなった。

こうした場合は、様子を見続けず医療機関へ相談してください。

65歳以上の方などはインフルエンザの重症化リスクが高いため、症状が出た場合は早めに医療機関へ相談することが勧められています。

家族だから気づけることがあります

医療者が訪問できる時間は限られています。

でも、ご家族は普段の姿を知っています。

「なんとなく今日は変だな」

という感覚は、意外と大切です。

うまく説明できなくても構いません。

「昨日までは自分で歩いていたのに、今日はずっと横になっている」

「熱はないけど、ほとんど食べていない」

そんな具体的な変化を伝えてもらえると、私たちも状況を判断しやすくなります。

高熱が出るまで待たない。

これも、高齢者の冬の健康管理では覚えておきたいポイントです。

普段の姿を知っていることが、いちばんの強み

高齢者の体調変化は、教科書通りに出るとは限りません。

だからこそ、

体温だけ。

咳だけ。

食欲だけ。

ではなく、その人全体を見ていく。

「いつもと違うな」

その小さな違和感を大切にすることが、早めの対応につながります。

ギフトスマイルでも、訪問時には体温や血圧だけでなく、

食事はとれているか。

水分は飲めているか。

眠れているか。

いつも通り動けているか。

表情や会話はどうか。

そんな日常の変化まで確認しています。

病気だけを見るのではなく、その人のいつもの生活を見る。

これからもそんな訪問看護を大切にしていきます。

「生きるチカラと笑顔をつくる」

ギフトスマイルは、地域で暮らす皆さまの毎日に寄り添っていきます。


 
 
 

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