膝が楽になった|地域で学ぶフレイル予防&膝ケア講座
「最近、立ち上がる時に膝が痛くて」
「歩くのが少し億劫になってきた」
そんな声を聞くことがあります。
膝が痛くなると、どうしても動く量が減ってしまいます。
すると、
歩かなくなる。筋力が落ちる。さらに動くのが大変になる。
そんな悪循環につながることもあります。
だからこそ今回は、地域の皆さんと一緒に、フレイル予防と膝のケアについて学びました。
まずは「フレイルって何?」から
フレイルという言葉を聞いたことはあっても、
「結局どういう状態なの?」
という方も多いと思います。
簡単にいうと、
健康な状態と、介護が必要な状態の間。
少しずつ体力や筋力が落ちてきた状態です。
でも、早めに気づいて身体を動かしたり、食事や生活を見直したりすることで、改善が期待できる時期でもあります。
講座では難しい話ばかりではなく、
「最近、歩くスピードが遅くなっていませんか?」
「外に出る回数が減っていませんか?」
と、普段の生活を振り返りながら進めました。
膝が痛い=動かさない、ではありません
膝が痛いと、
「動かしたらもっと悪くなるんじゃないか」
と思ってしまいます。
もちろん、強い痛みがある時に無理をする必要はありません。
でも、痛いからといってまったく動かさなくなると、太ももの筋力まで落ちてしまい、かえって膝への負担が増えることがあります。
大切なのは、
その人の状態に合わせて、無理なく動かすこと。
今回は椅子に座ったままできる運動や、膝に負担をかけにくい身体の動かし方も一緒に行いました。
最初は少し不安そうだった方も、
ゆっくり身体を動かしていくうちに、
「これなら家でもできそう」
と話してくださったのが印象的でした。
「あれ?さっきより楽かも」
講座の途中、
身体を動かしたあとに、
「さっきより立ちやすい」
「膝が少し楽な気がする」
という声も聞かれました。
もちろん、一度の運動ですべての膝痛が治るわけではありません。
それでも、
自分の身体はまだ変えられるかもしれない。
そう感じてもらえることは、とても大切だと思います。
運動は、
頑張って何十回もやることより、
少しでも続けること。
テレビを見ながら。
朝起きた時に。
お風呂の前に。
生活の中にちょっとだけ入れていく方が長続きします。
地域で一緒に取り組むことの良さ
今回あらためて感じたのは、
一人で運動するより、
みんなで身体を動かす方が楽しいということです。
「私も膝が痛いよ」
「この運動なら家でもできそうだね」
そんな会話が自然に生まれます。
健康づくりは、どうしても、
「自分で頑張らなきゃ」
となりがちです。
でも、本当は誰かと一緒にやった方が続きやすいこともあります。
地域包括支援センターをはじめ、地域には介護予防や健康について相談できる場所があります。
「まだ介護は必要ないから関係ない」
ではなく、
元気なうちから地域とつながっておく。
それも介護予防の一つだと思います。
「まだ大丈夫」な今だからこそ
フレイル予防で大事なのは、
身体がかなり弱ってから始めることではありません。
「最近ちょっと疲れやすい」
「歩くのが遅くなったかな」
「膝が気になって外出が減った」
そんな小さな変化の段階で気づくことです。
今できていることを、できるだけ長く続ける。
自分の足で買い物に行く。
友達に会いに行く。
好きな場所へ出かける。
そのためにも、少しずつ身体を整えていきたいですね。
ギフトスマイルでは、訪問看護だけでなく、PT・OT・STによるリハビリを通して、地域で暮らす皆さんの「できること」を支えています。
これからも、事業所の中だけではなく、
地域の皆さんと一緒に、
「生きるチカラと笑顔をつくる」
活動を続けていきたいと思います。
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