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訪問看護ってどんな仕事?|暮らしを支える看護のかたち

gifutosmile
10月9日
読了時間: 4分
訪問看護ってどんな仕事?|暮らしを支える看護のかたち

「訪問看護って、家に来て血圧を測る仕事ですか?」

そう聞かれることがあります。

もちろん、血圧や体温を確認することもあります。

薬の確認をしたり、必要な処置をしたりすることもあります。

でも、訪問看護の仕事はそれだけではありません。

私たちが見ているのは、

病気だけではなく、その人の暮らしそのものです。

家に行くと、病院では見えなかったことが見えてくる

ご自宅に伺うと、その人の普段の生活が見えてきます。

どんな椅子に座っているのか。

どこで食事をしているのか。

トイレまでどうやって移動しているのか。

家族とどんなふうに過ごしているのか。

病院では、

「歩ける」

と聞いていた方でも、

実際に家へ行ってみると、

廊下が狭かったり、

玄関に大きな段差があったり、

夜は一人でトイレまで行くのが不安だったりします。

反対に、

「一人では難しいかな」

と思っていたことが、

家の環境を少し工夫するだけでできることもあります。

だから訪問看護では、

その人の身体だけではなく、

その人が暮らしている場所まで含めて考えること

がとても大切です。

看護師は何をしているの?

訪問する目的は一人ひとり違います。

体調を確認する。

薬がきちんと飲めているか確認する。

傷の処置をする。

点滴や医療機器の管理をする。

ご家族から介護の相談を受ける。

病状によっては、人生の最期を自宅で過ごしたいという方の看取りに関わることもあります。

でも、訪問中にしていることは医療的なことばかりではありません。

「最近ちゃんと眠れていますか?」

「食事はどうですか?」

「困っていることはないですか?」

そんな何気ない会話も大切にしています。

いつもより声が小さい。

少し顔色が違う。

食事量が減っている。

ご家族が疲れている。

そうした小さな変化が、大きな体調変化の前触れになることもあります。

リハビリ職とも一緒に支えます

在宅では、

「病気を治すこと」

だけが目標ではありません。

家の中を安全に歩きたい。

自分でトイレに行きたい。

お風呂に入りたい。

好きなものを食べたい。

家族と会話を楽しみたい。

そんな日常を続けることも、とても大切です。

ギフトスマイルでは、看護師だけでなくPT・OT・STも連携しています。

歩行や身体の動きはPT。

生活動作はOT。

食事や飲み込み、ことばについてはST。

看護師が訪問した時に、

「最近、歩きにくそうだな」

と感じればリハビリ職へ相談することもあります。

逆にリハビリ職が、

「今日はいつもより息苦しそう」

と気づけば看護師へ伝えます。

一つの職種だけで見るのではなく、

いろいろな専門職の目で、その人の生活を支える。

それが在宅でのチーム医療です。

「家で過ごしたい」を支える

訪問看護では、

人生の最期の時間に関わらせていただくこともあります。

「できれば家にいたい」

「家族と一緒に過ごしたい」

そう希望される方もいます。

もちろん、すべての方が自宅で過ごせるわけではありません。

病状やご家族の状況によって、その時に一番良い方法を一緒に考える必要があります。

大切なのは、

「医療的にはどうか」

だけで決めるのではなく、

その人がどんなふうに過ごしたいのか。

そこをきちんと聞くことです。

痛みや苦しさを少しでも減らす。

ご家族の不安を聞く。

必要な時には医師と連携する。

そして、

できるだけその人らしい時間を過ごしてもらう。

看取りの場面でも、私たちはそんなことを大切にしています。

訪問看護は、一人でやる仕事ではありません

実際に利用者さんのお宅へ伺う時は、一人で訪問することが多いです。

でも、

一人ですべてを判断するわけではありません。

困ったことがあれば管理者や他の看護師に相談する。

医師やケアマネジャーへ連絡する。

必要に応じてPT・OT・STとも話す。

訪問から帰って、

「今日こんなことが気になって」

とスタッフ同士で話すこともあります。

訪問は一人でも、支えるのはチーム。

これは訪問看護でとても大切なことだと思っています。

病気ではなく、その人を見る

訪問看護の仕事を一言で説明するのは、意外と難しいです。

医療もする。

介護の相談も受ける。

リハビリ職とも連携する。

ご家族も支える。

看取りにも関わる。

でも、結局一番大切なのは、

「その人がどんな生活をしたいのか」を一緒に考えること

なのかもしれません。

自分の家で朝を迎える。

好きなテレビを見る。

家族とご飯を食べる。

庭に出る。

いつもの布団で眠る。

そんな何気ない毎日を、できるだけ長く続けられるように。

ギフトスマイルはこれからも、

「生きるチカラと笑顔をつくる」

という想いを大切に、

地域で暮らす一人ひとりの生活を支えていきます。


 
 
 

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